本記事では節約をするときにまずやることについて解説します。

節約をしようと思うけど、まずは何から始めたらいいのかな?
気をつけるポイントとかもあれば知りたいけど…。
このような疑問を解決します。
この記事がおすすめな人
- 節約を始めようとしている人
- 何から節約を始めたらいいのかわからない人
- 節約が上手くいっていない人
節約はいつの時代にも話題に上がる永遠のテーマです。
しかしその一方で

いざ節約を始めようと思うと何から始めたらいいのかわからない!
という人も多いでしょう。
また

節約を始めたのはいいけれどしんどくて長続きしなかった…。
という人もいますよね。
私は年収400万円台ながらも、毎月10万円ほど投資に回せるだけ節約を行えています。
しかもそのレベルの節約をすでに1年以上継続できているんです。
そこで私の節約の経験を元に、節約をしようとなったときにまず何からやるのがおすすめなのかを解説します。
また、節約において気をつけるべきポイントも合わせて解説しますので、そのポイントに気をつければ確実に節約ができる習慣が身につきますよ!
先に結論から言いますと以下の通りです。
結論
- 節約のポイント
- 簡単なことから始める
- すぐに効果が出ることから始める
- 最初に手を加えたら後は放置できるものに取り組む
- 生活の質を極端に下げないようにする
- 節約のためにまずやることは以下の3つ
- 現金払いをクレジットカード払いに変更する
- 固定費を削減する
- 家計簿をつける
順番に解説していきます。
目次
節約のポイント
まず最初に節約をするときのポイントについてです。
これを抑えておけば、今回解説する節約方法に限らず他の節約方法にも応用することができますので、しっかりと把握しておきましょう。
節約のポイントとしては以下の4つです。
節約のポイント4つ
- 簡単なことから始める
- すぐに効果が出ることから始める
- 最初に手を加えたら後は放置できるものに取り組む
- 生活の質を極端に下げないようにする
簡単なことから始める
節約は簡単なことから始めましょう。
理由はいきなりハードルの高いことをすると挫折する確率が高くなるからです。
例えば「個人事業主になって青色申告で確定申告して税金を節約しましょう!」といきなり言われても困りますよね。
簡単な節約は効果が小さいものが多いですが、初めはそのくらいささやかなもので十分です。
慣れてくると色々な部分で節約ができるようになりますし、難易度の高い節約も段々とできるようになるので心配要りません。
すぐに効果が出ることから始める
できればすぐに効果が出ることから始めましょう。
なぜなら、すぐに効果が出ないとモチベーションが保たず続けられないからです。
「1年続けたら節約になりますよ」と言われても「今すぐやろう!」とはならないですよね。
節約はコツコツ続けるものではありますが、それでも効果が見えやすいものから取り組むのをおすすめします。
最初に手を加えたら後は放置できるものに取り組む
簡単ですぐに効果が出る節約ができるようになったら、「最初に手を加えたら後は放置できるもの」に取り組むようにしましょう。
例えば
- スマホの通信プランを格安SIMに乗り換える
- 電気・ガスの料金プランを見直す
- 保険を見直す
- 家賃の安い家に引っ越す
などですね。
最初に手間がかかりますが、一度修正できればそれ以降は特に何もしなくても節約効果が続く、というものです。
これらは早く修正するほど節約効果も大きくなるので、できるだけ早くに取り掛かりたい部分でもあります。
生活の質を極端に下げないようにする
節約を続けるコツの一つですが、生活の質を極端に下げないようにしてください。
節約のために生活レベルを極端に下げてしまうと、しんどさばかりが残ってしまうため長続きしません。
例えば毎月の食費が4〜5万円していた人が

毎月の食費を1万円以内にしよう。
食費を節約するために外食は一切禁止!
食事の量もギリギリまで減らして、食料品は見切り品以外は買わないようにしよう…。
となった場合、その節約生活をずっと続けることができるでしょうか?答えはノーです。
必ずどこかで気持ちに限界が来るか身体を壊して、「節約はしんどいものだ」という失敗体験だけが残ってしまいます。
もちろん場合によっては生活レベルを下げる必要があるかもしれません。
その場合でも、生活の質を下げずにできる節約(例:格安SIMに変更する、ポイントを有効活用する)からまずは考えてみてください。
節約のためにまずやること
ここまでは節約をする際のポイントについて解説しました。
それを踏まえて節約のためにまず何から始めたらいいのか。
結論としては以下の3つから始めましょう。
節約のためにまずやること3つ
- 現金払いをクレジットカード払いに切り替える
- 固定費を削減する
- 家計簿をつける
現金払いをクレジットカード払いに切り替える
まず最初に取り組むのは「支払い方法をクレジットカードに変更する」です。
クレジットカードというと無駄遣いの原因と考えられがちですが、適切に使うことで確実に節約効果が出る素晴らしいものです。
クレジットカード払いにするメリットは以下の2つです。
クレジットカード払いのメリット
- 支出額を減らさなくても毎年数万円の節約効果がある
- 家計簿をつけやすくなり節約意識が身に付く
支出額を減らさなくても毎年数万円の節約効果
クレジットカード払いにすると、支出額を減らしていないのに年間数万円の節約効果が得られます。
なぜなら、クレジットカードにはポイント還元サービスがあるからです。
ポイント還元サービスとは、利用額の0.5~1%ほどがポイントとして戻ってくることです。
戻ってきたポイントは支払いに利用できたり、商品券や景品と交換できたりします。
私の場合は楽天カードを利用していますが、クレジットカード支払いのポイントだけで年間1万ポイント以上、その他のキャンペーンなども含めると年間3万ポイント以上獲得できています。
-
楽天ポイントってどのくらい貯まるの?SPU改悪の影響は?
続きを見る
もちろん、最低限の節約思考があることが前提です。
必要なものは買う、必要じゃないものは買わない。現金が手元にある、ないは関係ありません。
クレジットカード払いへの変更は「簡単に始められて」「すぐに効果が出る」「生活の質を下げないで済む」節約方法です。
是非、すぐに取り組みましょう。
>>>家計を節約するのにおすすめなクレジットカード4選【年間1万円以上の効果あり】
-
家計を節約するのにおすすめなクレジットカード4選【年間1万円以上の効果あり】
続きを見る
家計簿をつけやすくなり節約意識が身に付く
クレジットカードを利用するようになると家計簿をつけやすくなります。
なぜなら、家計簿アプリとクレジットカードを連携させると、クレジットカード払いの履歴が自動で家計簿に入力されていくからです。
家計簿の最大のデメリットは「記録がめんどうくさい」ですよね。
家計簿アプリを利用すると最大の難関である記録を自動化することができます。
その結果
家計簿が続けられる
→お金の動きがわかる
→無駄にお金がかかっている箇所がわかる
→節約意識が身に付く
となるわけです。
家計簿アプリとクレジットカードとの連携については以下の記事でも詳しく解説しておりますのでご覧ください。
>>>マネーフォワードの使い方を最低限必要なところだけ解説【初心者向け】
-
マネーフォワードの使い方を最低限必要なところだけ解説【初心者向け】
続きを見る
固定費を削減する
次に取り組むのは固定費の削減です。
固定費とは
- 家賃
- ガス
- 電気
- 通信料金
など、毎月一定の出費が決まってあるものを言います。
ではなぜ固定費の削減に取り組むべきかといいますと、「すぐに効果が出て」「最初に手を加えたら後は放置でよく」「生活の質を下げないで済む」節約方法だからです。
例えばスマホの通信料金でいいますと
- 大手キャリアの6,000円プラン
- 格安SIMの2,000円プラン
これらのプランを比較したとき、通信の質の大きな違いはありません。
あまり外でスマホを使わない人は、毎月の通信費を0円にすることも可能です。
>>>楽天モバイルは本当に1GBまで無料なのか【半年利用したレビューあり】
-
楽天モバイルは本当に1GBまで無料なのか【半年利用したレビューあり】
続きを見る
確かにスマホのプラン変更など、固定費の削減は手続きが必要で少々面倒ではあります。
しかし、毎月の出費をずっと減らすことができるので、年間で数万円の節約になります。
先程のスマホの通信料金でいいますと、6,000円から2,000円に変更するだけで年間48,000円の節約になりますよね。
生活の質を下げることなく、自然と節約を続けることができるので固定費の削減はできるだけ早めに取りかかりましょう!
家計簿をつける
最後に取り組むのは「家計簿をつける」です。
一般的には「まず家計簿をつけて現状を把握しましょう!」ということが多いですが、私は家計簿は後からで十分だと考えております。
というのも、家計簿は成果が出るまでに半年〜1年ほどかかってしまうからです。
家計はその月々で変動します。
季節や年度の変わり目、イベントがある月などはどれだけ節約を意識していても出費が増えますよね。
ですので、1ヶ月の出費だけを見て家計を把握するのは困難と言えるでしょう。
家計というのは、半年〜1年の長いスパンで家計簿を記録して初めて傾向がわかるようになります。
しかし、せっかく節約をしようと思ったのに半年も一年も家計の調査で過ぎてしまうのはもったいないですよね。
ですので、支払いをクレジットカードに変えたり固定費の見直しをしたり、そういった節約に優先的に取り組みつつ、並行して家計簿をつけられたら十分です。
節約のために家計簿をつけたい
→家計簿をつけるのが大変
→家計簿がなかなか続けられない
→節約が始められない
という負の循環にはまらないように注意してください。
まとめ
節約をするときにまずやることについて解説しました。
結論
- 節約のポイント
- 簡単なことから始める
- すぐに効果が出ることから始める
- 最初に手を加えたら後は放置できるものに取り組む
- 生活の質を極端に下げないようにする
- 節約のためにまずやることは以下の3つ
- 現金払いをクレジットカード払いに変更する
- 固定費を削減する
- 家計簿をつける
節約のために家計簿はあった方がいいですが、家計簿がなければ節約ができないというわけではありません。
まずは簡単にできる、ハードルの低い節約から少しずつ始めていきましょう。
私が実際にやってみて年間100万円の節約に成功した節約術については以下の記事で解説しておりますので、一度読んでいただければと思います。
>>>節約効果が大きい節約術4つを解説【年間総額100万円】
-
節約効果が大きい節約術4つを解説【年間総額100万円】
続きを見る
最後まで読んでいただきありがとうございました。