本記事では楽天カードの2枚目と家族カードの違いについて解説します。

楽天カードって2枚目が作れるようになったのよね?
似たようなものに家族カードっていうのもあるけど、どう違うの?
このような悩みを解決します。
この記事がおすすめな人
- 楽天カードを使用している人
- 楽天カードを検討している人
- 楽天家族カードを作ろうと考えている人
- 楽天カードの2枚目を作ろうと考えている人
楽天カードは年会費永年無料で利用できる便利なクレジットカードですが、
- 同一名義で2枚目のカードを発行できる
- 家族名義の家族カードを発行できる
という特徴があります。
私は現在
- 1枚目の本カード
- 2枚目のカード
- 家族カード
これら3枚をそれぞれの特徴に合わせて使い分けています。
その経験を元に、楽天カードの2枚目と家族カードの違いについて解説します。
最後まで読んでいただければ
- あなたにとって便利なカードはどれなのか
- どういった使い分けがいいのか
といったことが分かるようになりますよ。
先に結論から言いますと以下の通りです。
結論
- 2枚目の楽天カードの特徴
- 引き落とし先を変えられる1枚目カードのコピーと思えばよい
- 楽天ポイント、利用限度額は1枚目と共有
- 家族用と個人用で引き落とし先を変えたい時に便利
- 家族カードの特徴
- 名義だけ変わった1枚目カードのコピーと思えばよい
- 引き落とし先、楽天ポイント、利用限度額は1枚目と共有
- 家族財布からの支払い用に家族それぞれが持つと便利
それでは順番に詳しく解説していきます。
目次
2枚目の楽天カードと家族カードを比較
楽天カードはまず1枚目の本カードがあり、そこから派生する形で2枚目のカードや家族カードを発行することができます。
ここでは例として、以下の通りにカードの種類、利用者を想定して比較してみます。
カードの種類 | 利用者 |
---|---|
Aさんの1枚目 | Aさん |
Aさんの2枚目 | Aさん |
Aさんの家族カード | Aさんの妻 |
比較項目としては以下の4点です。
- 名義
- 引き落とし先口座(利用明細)
- 楽天ポイント
- 利用限度額
名義
クレジットカードは自分名義のものしか利用することはできません。
店頭などであれば「一時的に家族のカードを借りる」なんて場面があるかもしれませんが、それはあくまでもカードの名義人が同伴しているという前提。
ですので、カードの名義は利用者のものになります。
カードの種類 | 名義 |
---|---|
Aさんの1枚目 (Aさん利用) | Aさん |
Aさんの2枚目 (Aさん利用) | Aさん |
Aさんの家族カード (Aさんの妻利用) | Aさんの妻 |
家族カードはAさんの妻の名義なので、Aさんの妻名義の買い物に利用することができます。
他にも、ふるさと納税の支払いをクレジットカードでする場合、「本人名義のカードに限る」とされていますので、この支払いに利用することもできます。
引き落とし先口座(利用明細)
引き落とし口座については以下の通りです。
カードの種類 | 引き落とし先口座 |
---|---|
Aさんの1枚目 (Aさん利用) | Aさんの口座a |
Aさんの2枚目 (Aさん利用) | Aさんの口座aか Aさんの口座b |
Aさんの家族カード (Aさんの妻利用) | Aさんの口座a |
2枚目のカードの引き落とし先口座は、1枚目と同じでも別でも大丈夫です。
また、引き落とし先口座が別になる可能性があるので、カードの利用明細も1枚目とは別になります。
一方、家族カードは1枚目と同じ引き落とし先口座、同じ利用明細となります。
楽天ポイント
楽天ポイントについては以下の通りです。
カードの種類 | 楽天ポイント |
---|---|
Aさんの1枚目 (Aさん利用) | Aさんのポイント口座 |
Aさんの2枚目 (Aさん利用) | Aさんのポイント口座 |
Aさんの家族カード (Aさんの妻利用) | Aさんのポイント口座 |
1枚目も家族カードも、大元の1枚目とポイントを共有していると覚えておきましょう。
利用限度額
クレジットカードには経済状況などに応じて利用限度額が決まっています。
各カードの利用限度額については以下の通りです。
カードの種類 | 利用限度額 |
---|---|
Aさんの1枚目 (Aさん利用) | - |
Aさんの2枚目 (Aさん利用) | Aさんの1枚目と共有 |
Aさんの家族カード (Aさんの妻利用) | Aさんの1枚目と共有 |
2枚目も家族カードも、全て大元の1枚目のカードと共有します。
カードの数を増やしたとしても限度額の枠が広がるわけではありませんので注意しましょう。
あくまでも1枚目のカードから派生したカードになるので、当たり前と言えば当たり前かもしれませんね。
違いまとめ
以上の違いをまとめると以下の表のようになります。
カードの種類 | 名義 | 口座 (明細) | ポイント | 利用限度額 |
---|---|---|---|---|
Aさんの1枚目 (Aさん利用) | Aさん | Aさんの 口座a | Aさんの ポイント口座 | - |
Aさんの2枚目 (Aさん利用) | Aさん | Aさんの 口座aか 口座b | Aさんの ポイント口座 | Aさんの1枚目と共有 |
Aさんの家族カード (Aさんの妻利用) | 妻 | Aさんの 口座a | Aさんの ポイント口座 | Aさんの1枚目と共有 |
2枚目は引き落とし先口座と利用明細だけが1枚目と変更可能。
家族カードは名義だけが1枚目と変更可能。
あとは全て1枚目と同じです。1枚目のカードから派生したカード、と考えるとしっくり来るのではないでしょうか。
2枚目の楽天カードと家族カードの使用例
ここまで2枚目の楽天カードと家族カードの違いについて解説しました。

違いは分かったけど、どう使い分けたらいいの?
具体的な利用シーンがいまいち見えてこないなあ…。
と思いますよね。
ここからは各カードの具体的な使い方を例をあげて解説します。
2枚目の楽天カードの使い方
楽天カードの2枚目は以下のような使い方をすると便利ですよ。
2枚目の使い方
- 個人の出費用のカードが欲しい時
- 違うブランド、違うデザインのカードが欲しい時
個人の出費用のカード
2枚目のカードは引き落とし先口座を変えることができるので、個人の出費用カードとして持っておくと便利です。
今までは、1枚目のカードを家族の出費用に使用している場合、個人の出費の時には別会社のクレジットカードを使う必要がありました。
そうすると、その支払い分の楽天ポイントを取りこぼすことになりますよね。
また、それが楽天市場での買い物だと楽天カード以外ではポイント還元率も下がってしまうのでさらに勿体無いことに…。
2枚目の楽天カードを持っているとそんな悩みが解決できます。
引き落とし先口座は家族のものとは別にすることができ、尚且つ楽天ポイントもしっかり貯めることができますよ!
違うブランド、違う別デザインのカードが欲しい時
- 1枚目:JCB
- 2枚目:VISA
などブランドが違うカードを持つことができます。
日本国内で使うにはJCBが便利ですが、海外旅行など国外で使用するには国際ブランド(VISA、MasterCard)の方が便利なことがありますよね。
そんな時のために複数ブランドを持っておけるのは結構便利です。
また、楽天カードには色々なデザインがありますので、違うデザインのカードが持ちたいという時にも2枚目カードが便利です。
家族カードの使い方
家族カードの場合は以下のような使い方が便利です。
家族カードの使い方
- 家族出費用のカードとして夫婦で持つ
- 一人暮らしの子どもに持たせる
家族出費用のカードとして夫婦で持つ
夫婦別行動をしているときに買い物をする際、それぞれ別カードを使用するとカード明細も別になるし、家計管理がやりにくくなりますよね。
家族カードを使用すれば、1枚目カードも家族カードも同じ利用明細にまとまってくれるので家計管理が楽になります。
楽天ポイントの取りこぼしもありません。
一人暮らしの子どもに持たせる
遠くで一人暮らししている子どもに持たせるにも家族カードが便利です。
生活費を銀行に振り込む手間が減りますし、何に使ったかもすぐに分かるので安心ですね。
まとめ
2枚目の楽天カードと家族カードの違いについて解説しました。
結論
- 2枚目の楽天カードの特徴
- 引き落とし先を変えられる1枚目カードのコピー
- 楽天ポイント、利用限度額は1枚目と共有
- 家族用と個人用で引き落とし先を変えたい時に便利
- 家族カードの特徴
- 名義だけ変わった1枚目カードのコピー
- 引き落とし先、楽天ポイント、利用限度額は1枚目と共有
- 家族財布からの支払い用に家族それぞれが持つと便利
それぞれに特徴があり、利用場面に応じて使い分けるとかなり便利です。
楽天ポイントの取りこぼしがないように、各種カードを使いこなしていきましょう!
利用限度額は全て共有なので、その点だけ注意してくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。