本記事ではプログラミングスクールのメリット、デメリットについて解説します。

プログラミングスクールは無駄って話を聞いたことがあるけど、それって本当?
プログラミングスクールを利用するメリットってないのかな?
こんな疑問を解決します。
この記事がおすすめ人
- プログラミング初学者
- プログラミングを独学中の人
- プログラミングスクールを検討中の人
私は元・理学療法士(医療従事者)で、現在はITエンジニアとして働いています。
- 完全未経験からエンジニア転職した経験
- 現役エンジニアとしての視点
これらを元にプログラミングスクールのメリット、デメリットについて解説していきます。
最後まで読んでいただければ、あなたにとってプログラミングスクールが必要なものかどうかがわかるようになりますよ。
先に結論から言いますと以下の通りです。
結論
- スクールのメリット
- 体系的に学べる
- サポートで挫折しにくい
- 現役エンジニアの生の声が聞こえる
- 一緒に頑張る仲間が見つかる
- 自分のレベルが客観的にわかる
- 就職、転職に繋がりやすい
- スクールのデメリット
- 経済的負担が大きい
- 自分のペースで進められない
- 頼りすぎると自己解決能力が育たない
それでは順番に解説してきましょう。
目次
プロラミングスクールのメリット
まずはプログラミングスクールのメリットです。
SNSなどでは「プログラミングスクールなんて無駄!」と言う方もいらっしゃいますが、そんなことはありません。
ちゃんとメリットを理解し、目的を持って利用すればかなり役に立つサービスですよ。
スクールのメリット
- 体系的に学べる
- サポートで挫折しにくい
- 現役エンジニアの生の声が聞ける
- 一緒に頑張る仲間が見つかる
- 自分のレベルが客観的にわかる
- 就職、転職に繋がりやすい
体系的に学べる
スクールを利用すればプログラミングを仕事にするのに必要な知識を体系的に学ぶことができます。
初学者にとってまず最初に困るのが「何から手をつけたらいいのか分からない」です。
ネット上にたくさん情報がありますが、たくさん情報があるからこそ何から手をつけたらいいのか分からなくなってしまいますよね。
スクールなら蓄積されたノウハウを元にカリキュラムがしっかりと組まれていますので、何から勉強すればいいか迷うことはありません!
サポートで挫折しにくい
プログラミングはエラーとの戦いです。
エラーを解決するために自分で考えることは必要ですが、どうしてもエラーを解決できないことはよくあります。
そんな時にすぐサポートがあるのはスクールの大きなメリットの一つですね。
スクールによっては「質問から5分以内に回答します」というところもあります。
さらに勉強のサポートだけでなく、メンター制度によってメンタルのサポートもしてもらえるところが多いです。
勉強でもメンタルでもサポートがあるので、独学と比べて格段に挫折しにくくなるでしょう。
現役エンジニアの生の声が聞ける
スクールの講師は現役エンジニアが務めていることが多いので、そこからエンジニアの生の声を聞くことができます。
- 実際の仕事はどんな感じなのか
- 現場ではどんな技術が求められるのか
勉強の合間にこういった話を直接聞くことも可能でしょう。
独学ではこういったことは難しいので、スクールを利用するからこそのメリットですね。
一緒に頑張る仲間が見つかる
スクールではスクール生同士でコミュニケーションが取れるようにしているところが多いです。
そのため、一緒に同じ方向に向かって頑張っている仲間を見つけることができます。
受験勉強をイメージすると分かりやすいと思いますが、同じ境遇の仲間がいると頑張れますよね。
自分のレベルが客観的にわかる
スクールを利用すると客観的にあなたの現在のレベルを評価してくれる人がいます。
それがモチベーションに繋がりますし、どのくらい勉強する必要があるのかの目安にもなります。
独学ですとこの「どのくらい勉強すればいいのか」が分からなくて挫折しやすいのですが、スクールであればその心配はありませんね。
就職、転職に繋がりやすい
最近は就職、転職までサポートしてくれるスクールが多くなってきています。
プログラミング学習は、プログラミングの勉強をして終了ではありません。
その先の仕事に就くことが一つのゴールのはずです。
であれば、就職、転職までサポートしてくれるスクールを利用するのは大きなメリットと言えますよね。
転職サポートのあるスクールについてはこちらで詳しくまとめておりますので、一度読んでいただければと思います。
>>>転職サポートがあるおすすめプログラミングスクール5選【現役エンジニア目線】
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プロラミングスクールのデメリット
ここまではプログラミングスクールのメリットについて解説しました。
しかし、デメリットも確かに存在しますので、それもしっかり把握しておきましょう。
スクールのデメリット
- 経済的な負担が大きい
- 自分のペースで進められない
- 頼りすぎ注意!
経済的な負担が大きい
これが一番のデメリットと言えますが、スクールを利用すると経済的な負担が大きくなります。
トータルコストが30〜60万円するのが一般的ですね。
一部国の補助金の対象になっているスクールもありますが、それでも高額な出費になるのは間違いありません。

エンジニアになれば年収1,000万円になるから安い投資だよ
と言う方もいらっしゃいますが、そんなに甘い話ではありません。
実際私はエンジニア歴2年で年収400万円台ですし、先輩方を見ていても年収1,000万円に到達している人はいません。
- エンジニアに就職できると確定していない
- どのくらいの年収になるのか分からない
- そもそもプログラミング学習が続けられるか分からない
このような状況の中で高額なスクールを利用するのは確かにリスクですよね。
自分のペースで進められない
スクールによっては週20~30時間確保するように求めてくるところもあります。
週20時間ですと、平日2時間+土日5時間。
週30時間ですと、平日2時間+土日10時間。
仕事、家事、育児をしながらとなると物理的にかなり厳しいですよね。
目標のためには何かを犠牲にすることも必要ですが、スクールを利用することで自分の首を締めてしまうこともあり得ます。
頼りすぎ注意!
エンジニアになるには自己解決能力が必ず必要になります。
- いつでも質問できる環境
- 困ったら助けてもらえる環境
これらに頼りすぎると、自己解決能力が育たない可能性もあるので注意が必要です。
また

スクールに入りさえすれば、後は就職まで自動でいけるよね。
という甘い考えも捨てましょう。
あくまでも努力するのはあなた自身です。
あなた自身の努力なくして、望む未来は手に入らないと自覚しましょう。
独学→スクールなら無駄がない
ここまでプログラミングスクールのメリット、デメリットについて解説しました。
それらを踏まえて私は「独学から始めて、必要であればスクールを利用する」というスタイルを提案します。
スクールのデメリットは学習初期に現れやすく、メリットは学習が進んでくると現れやすくなります。
ですので最初は独学で始めて、問題なければそのまま独学のみ。
もし必要があれば、そこで初めてスクールを利用する。
このスタイルが一番無駄なく、確実にプログラミング学習が進められるでしょう。
プログラミング学習を独学ですることについては以下の記事で解説しています。
一度読んでいただくと独学についてもイメージしやすくなりますよ。
>>>プログラミングを独学でするメリット4選【デメリットもあります】
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迷ったらスクマドに相談
スクール選びに迷ったら「スクマド」に相談するのがおすすめです。
スクマドはスクール紹介サービスです。
条件・希望に応じてピッタリのスクールを紹介してくれます。
またスクマド特別価格で受講できる場合もあるので、普通に申し込むより受講料が安くなることもあるようですね。
スクマドについてはこちらの記事で詳しく解説しておりますので、一度読んでみていただければと思います。
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プログラミングスクールをまとめて検討したい【スクマドがおすすめ】
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まとめ
プログラミングスクールのメリット、デメリットについて解説しました。
まとめ
- スクールのメリット
- 体系的に学べる
- サポートで挫折しにくい
- 現役エンジニアの生の声が聞こえる
- 一緒に頑張る仲間が見つかる
- 自分のレベルが客観的にわかる
- 就職、転職に繋がりやすい
- スクールのデメリット
- 経済的負担が大きい
- 自分のペースで進められない
- 頼りすぎると自己解決能力が育たない
スクールは経済的負担が大きいですが、メリットをしっかりと理解して目的を持って利用するなら、とても強力なサービスです。
賢く利用して、ITエンジニアへの第一歩を踏み出しましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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