本記事では家計簿を続ける方法について解説します。

節約のために家計簿をつけたいけど、なかなか続けることができない…。
何かいい方法はないのかな?
こんな疑問を解決します。
節約のための第一歩として家計簿をつけようと考える人は多いですが、しっかりと続けられる人はかなり少ないそうです。
私は大学で一人暮らしをしている時から家計簿を始め、結婚した今でも家計簿を続けていますので、かれこれ10年以上続けていることになります。
その経験から、家計簿を続けるコツについて解説します。
最後まで読んでいただくと、家計簿をしっかりと続けることができるようになりますよ。
こんな人にオススメ
- 節約のために家計簿を始めようと思っている人
- 家計簿がなかなか続けられない人
家計簿を続けるのは案外難しく、ほとんどの人は途中で挫折すると言われています。
しかし、継続することができれば、現金の貯蓄だけでなく資産運用に回すことも可能になります。
それによって心のゆとりが生まれ、日々の生活にもゆとりができるでしょう。
是非本記事を参考にしていただき、家計簿を継続していただければと思います。
さて、家計簿を続ける方法は3つあります。
家計簿を続ける方法
- 具体的な目標を設定する
- 日々の作業量を最小限にする
- データが溜まったら振り返りをする
一つずつ見ていきましょう。
目次
具体的な目標を設定する

まずは具体的な目標を設定しましよう。
「節約」という一大目標はみなさんお持ちだと思いますが、そこからさらに踏み込んで具体的な目標を設定しましょう。
その方が目標に近づいている実感が湧き、モチベーションを維持しやすいからです。
思いつかない場合は月収6ヶ月分を目標に
具体的な目標と言われてもピンとこない!という方はまずは月収6ヶ月分の貯蓄を目標にしましょう。
月収25万円の場合、150万円ほどを目標にします。
なぜ月収6ヶ月分かと言うと、一般的にそのくらいが生活防衛資金と呼ばれる金額だからです。
月収6ヶ月分の貯蓄があれば、万が一何かがあって仕事がなくなった場合にも半年は今まで通りの生活ができます。
半年あれば失業保険を受給しながら転職活動をするなど、生活の立て直しができるでしょう。
この生活防衛資金があれば心のゆとりができますので、まずはここを目標にしましょう。
生活防衛資金がある場合は月3万円を目標に
月収6ヶ月分の生活防衛資金が既にある場合は月3万円の節約を目標にしましょう。
3万円という数字には理由がありまして、それは「つみたてNISAの限度額が毎月3万円ほど」だからです。
つみたてNISAは年間40万円まで運用することができますので、一ヶ月あたり33,333円。
毎月3万円節約ができれば、つみたてNISAの運用が限度額いっぱいまで可能になります。
生活防衛資金が十分にある場合、次のステップとして資産運用を始めるべきです。
その為には月3万円を目標にするといいでしょう。
資産運用がなぜ必要なのかについてはこちらの記事で解説しています。
-
20代から始める資産運用を絶対におすすめする理由と運用方法を解説
続きを見る
日々の作業量を最小限にする

家計簿を続ける上で一番の敵は「毎日の記録が面倒くさい」です。
これさえ解決できれば家計簿は続きます!
さて、皆さんは一日に何回お金の出入りがあるでしょうか?
仕事中に飲み物を買ったり、昼食を買ったり、帰り道に晩御飯の食材を買ったり…。
少なくとも一日に2~3回はあるかと思います。
一日の回数では大したことないですが、それが一週間分溜まると20件前後、一ヶ月分溜まると60~90件ほどになりますね。
一件記録するのに20秒かかるとして、一ヶ月分記録するのに20~30分かかることになります。
正直それは面倒くさい…。当然の心理です。私もそうです。
それを解決するためには、家計簿アプリ+キャッシュレス決済を利用します。
家計簿アプリにクレジットカードを登録すると、クレジットカードの支払いが自動で家計簿に反映されるようになり、自分で入力する手間が省けます。
また、銀行口座と連携すると、給与の振り込みや引き落としなどの情報も自動で家計簿アプリに反映してくれるんです。
自分で入力する必要があるのは現金でやり取りした時だけですね。
現金でやり取りした数件のみを入力すると、残りは自動で家計簿が完成している。簡単で素晴らしい…!
この状態にしてしまえば家計簿を続ける準備の8割は完成していると言っていいでしょう。
家計簿アプリならマネーフォワードが絶対おすすめです。
マネーフォワードについてはこちらの記事で解説しています。
>>>マネーフォワードの使い方を最低限必要なところだけ解説【初心者向け】
-
マネーフォワードの使い方を最低限必要なところだけ解説【初心者向け】
続きを見る
データが溜まったら振り返りをする

家計簿を続ける最後のコツは、溜まったデータを見返す時間を作ることです。
理由としては単純で、人はコツコツ積み上げてきたものが形として見えるようになると楽しいからです。パズルと同じですね。
また、家計簿の性質としても蓄積したデータを見返すことは必要です。
その月々によって数値のバラつきがあるので、数ヶ月分のデータでは家計全体を把握することはほぼ無理でしょう。
ですので最低でも半年、できれば一年は継続し、その蓄積したデータを見返す必要があります。
一年と聞くと長いかもしれませんが、毎月毎月データを積み上げいくと、徐々に家計全体の傾向が見えてきます。
節約が頑張れている箇所、思いがけずお金がかかっている箇所が見えてくると段々と楽しくなってきますよ。
まとめ
家計簿を続ける方法
- 具体的な目標を設定する
- 日々の作業量を最小限にする
- データが溜まったら振り返りをする
家計簿を続ける方法について解説しました。
みなさんも家計簿が続けられるようになると嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。